「〇〇が期待されます」で薬機法違反で逮捕

このところ、広告関連でニュースが続いてますね!

✓「がんの予防に期待が持てます」で逮捕
✓ 実績のない「通常価格」で措置命令
✓ 東京都のインターネット広告監視1万6000件

と、色々ありますが、「がん予防」で逮捕の件をご紹介しますね。
以前、メルマガでもお伝えした、巷でマジックワードのように使われている
これです、これ!!

↓↓↓

「〇〇が期待されます」

何でも語尾に

「期待できます」とか「いわれています」

とかつけていれば「OK!セーフ!!」みたいな話。
ダメですよ!とお伝えしておりました。

今回、まさにそのパターンの広告で、逮捕されています。(参照

養鶏業の女性経営者とそのコンサルタントの男性が、ホームページで「卵黄炭」というサプリメントを販売。

「がんの予防に期待が持てる」「滋養強壮の効果がある」と説明されていた、という話。

今回の事件のように、サプリメントはもちろん、化粧品でも、雑貨品でも、
病気や症状の改善、予防(予防もです!)などの効果は、たとえ「断言しない表現」、

つまり


「期待できます」とか「いわれています」

などとぼかしても、逮捕に至る場合がある、ということなんです。

ちなみに、今回の事件、新潟県警のサイバーパトロールで発見された、埼玉県の業者。
取り締まりの目は、全国にあり、地方だろうと関係ありません。


そして、逮捕の容疑は、2人に対し4個、63,200円の承認をうけていない「医薬品」を販売したということ。
小規模だろうと関係ありません。

ちなみに、いち消費者としては、「医薬品」ではない商品で、こういった病気の改善や予防の広告をしている場合、なるべく避ける、または話半分以下で判断されるのがおすすめ。

「がん予防」は、藁にもすがる思いで、

「効くかもしれないものはすべて試したい!!」

という気持ちを悪用されたり、医療での治療の機会を逃してしまうかもしれず、気を付けたいですよね。

サプリメントは、「効く」といったことが言えないので、表現が難しいところ。
どのように工夫していくか、お困りの方は、ご相談くださいね!

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