うまい広告表現!(雑品)
家を片付けていたところ、『足すっきりシート休足時間』という足に貼るシートの試供品を発見。
まじまじ見ていると、すごくうまく表現されているな~と感じたので、ご紹介します!
こちらの商品、雑品です。
医薬品や医薬部外品、化粧品ではないので、医薬品的な「効能効果」が言えません。
この足に貼るシートの目的は、きっと足の疲れやむくみを解消、改善するものと思われますが、そのままストレートに書いては、薬機法NGです。
でも、このパッケージのデザイン、コピーから、その目的がすごく伝わると思いませんか?
うまいなーというポイントを以下にまとめておきます。
・「1日はたらいた足」→ 疲れたとか、むくんだという表現をしなくても、「1日はたらいた足」でその足の状態を脳内イメージできる!
・「お風呂上り・寝る前に」→ 使うタイミングやシーンを思い浮かばせることで、使ったときの気持ちよさをイメージさせる
・「5種のハーブ(香料)成分配合」→ ハーブ名以上のこと(例えば、そのハーブの効果など)は書かない
・「がんばった足に、ご褒美タイム」→買う理由を提案
・「こんなとき、こんなところを冷やしてすっきり」「立ち仕事のあとに、スポーツのあとに、ハイヒールを履いた日に」→ 足の疲労を感じるシーンを表現することで、疲労という言葉を使わずにその状態を表現
・貼った足にハーブのイラストと魔法がかかったようなキラキラ → 足が魔法にかかったように、すっきり軽くなりそうなイメージ
よくみると、普段何気なく使っている商品やみている広告に、工夫やテクニックが溢れています。
ぜひ探してみてくださいね!